■遺跡概要
カラホト(黒水城) 銀川の西夏王墓
ヘボ絵解説→行きたかったけど、行けなかった遺跡。 私の時は交通手段さえなかったデス…。今は簡単に行けるみたいで羨ましい。 相変わらず殺風景な墓だけど雰囲気が良いので、憧れの墓でもある。
■総評
西夏という事で銀川にある承天寺の塔や博物館も紹介してくれるのかな〜なんて思っていたのに、チラリとも映りませんでした。 私が銀川へ行った目的はこれらの塔を見ることだったので残念に思いました。 黒水城がメインなのも分かるけど、今も大切に守られている西夏の寺も紹介することは意義があると思うけど。 目の色を変えて遺跡に特攻しなくても、たまにはマッタリと銀川観光案内をしてくれても良かったと私は思います。
★西夏文字の印鑑 私は外国文字で印鑑を作ってもらう趣味があるので、これはちょっと欲しかったです。 自分の名前は無理みたいだけど、コレクターとしては手に入れたいです。 謎の文字ということでしたが、研究が進んで解読できるようになったんですね。 すごいな〜。マヤ文字もそうだけど文字学の進歩は謎解明にダイレクトに影響を与えるので、研究者には本当に頑張って欲しいと思います。 西夏文字は漢字をお手本にした…と言っていたけれど、普通は簡素化されるものなのに、何故か複雑化させている…。 漢民族に読まれないようにするため? あぁ! それはあるかもな。
★黒水城の仏様… 絵を描こうかと思いましたが、思い出すだけでゾクゾクするので、やめました。 あれは…すごいです。 なんというか恐いです。 仲むつまじい夫婦のエピソードが紹介されていましたが、それを知っても恐く感じます…。 手が千本とか顔が何面あっても平気なのに、首から上が2つというのはインパクトあります。 こんなにビクビクしているのは私だけかもしれませんが、それほどきつかったです。
★エチナ村は行ったことがないのですが、張液には行きました。 良い町でしたが、今では大農業地域になっているんですね…あんな砂漠の中なのに。 私はこの町で偶然、映画「敦煌」を観たのですが、シルクロード上で観る「敦煌」はとても面白かったです。
この町が栄える影で、エチナ村が生気をなくしていく様子は見ていて辛かったです。 故郷を後にした遊牧の家族が気の毒でした。 たとえ堰を壊して川に水を流しても、元の風景に戻るまで相当の年月がかかるでしょうね。 遺跡も砂嵐で傷だらけ。 せめて遺跡の回りに植樹するなりしないと、風化はもっと進むでしょうね…心配です。
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