遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 ■新シルクロード 第8集 カラホト 砂に消えた西夏☆-2005年10月16日(NHK)
■遺跡概要
    カラホト(黒水城)
    銀川の西夏王墓

    blo_02.gifヘボ絵解説→行きたかったけど、行けなかった遺跡。
    私の時は交通手段さえなかったデス…。今は簡単に行けるみたいで羨ましい。
    相変わらず殺風景な墓だけど雰囲気が良いので、憧れの墓でもある。


■総評

西夏という事で銀川にある承天寺の塔や博物館も紹介してくれるのかな〜なんて思っていたのに、チラリとも映りませんでした。
私が銀川へ行った目的はこれらの塔を見ることだったので残念に思いました。
黒水城がメインなのも分かるけど、今も大切に守られている西夏の寺も紹介することは意義があると思うけど。
目の色を変えて遺跡に特攻しなくても、たまにはマッタリと銀川観光案内をしてくれても良かったと私は思います。


★西夏文字の印鑑
私は外国文字で印鑑を作ってもらう趣味があるので、これはちょっと欲しかったです。
自分の名前は無理みたいだけど、コレクターとしては手に入れたいです。
謎の文字ということでしたが、研究が進んで解読できるようになったんですね。
すごいな〜。マヤ文字もそうだけど文字学の進歩は謎解明にダイレクトに影響を与えるので、研究者には本当に頑張って欲しいと思います。
西夏文字は漢字をお手本にした…と言っていたけれど、普通は簡素化されるものなのに、何故か複雑化させている…。
漢民族に読まれないようにするため? あぁ! それはあるかもな。


★黒水城の仏様…
絵を描こうかと思いましたが、思い出すだけでゾクゾクするので、やめました。
あれは…すごいです。
なんというか恐いです。
仲むつまじい夫婦のエピソードが紹介されていましたが、それを知っても恐く感じます…。
手が千本とか顔が何面あっても平気なのに、首から上が2つというのはインパクトあります。
こんなにビクビクしているのは私だけかもしれませんが、それほどきつかったです。


エチナ村は行ったことがないのですが、張液には行きました。
良い町でしたが、今では大農業地域になっているんですね…あんな砂漠の中なのに。
私はこの町で偶然、映画「敦煌」を観たのですが、シルクロード上で観る「敦煌」はとても面白かったです。

この町が栄える影で、エチナ村が生気をなくしていく様子は見ていて辛かったです。
故郷を後にした遊牧の家族が気の毒でした。
たとえ堰を壊して川に水を流しても、元の風景に戻るまで相当の年月がかかるでしょうね。
遺跡も砂嵐で傷だらけ。
せめて遺跡の回りに植樹するなりしないと、風化はもっと進むでしょうね…心配です。
新シルクロード

 ■世界ふしぎ発見−古代エジプト 吉村先生大発掘2005ピラミッド誕生(エジプト)☆
■世界ふしぎ発見−古代エジプト 吉村先生大発掘2005 ピラミッド誕生(エジプト)☆-2005年10月15日(TBS)

blo_01.gif遺跡概要
    アブ・シール南丘陵
    アニマル・ネクロポリス


    ヘボ絵解説→クイズにもなった壁画の絵です。
    「さて、何をしているのでしょう?」と言った瞬間、
    「パラパラ」と突っ込んでました。
    答えは「楽譜」でした。
    身振りで音を伝えるというのを見て、「未知との遭遇」を思い出しました。

総評
    取り立てて取材に行くような発見もないのに…と思いました。
    でもエジプトは風景を見ているだけでも、いい気分になれるので、あまり文句は言わないようにしようと思います。

    なんと女帝はこれで200回目のレポなんですね。
    200回もやっていると知名度もかなりあるんだろうな…。
    でも女優や芸人と違って、「この作品! この芸!!」ってモノもないから、人の記憶も風化しやすいよね…ちょっと残念です。

吉村先生が満を持して発掘を始めた謎の「石組み」
私もドキドキして見ていたんですが、残念でしたね。何も出ませんでした。
先生も言っていたけど、盗掘した後にわざわざ壁を塞いでいたのが不思議でした。
普通はそのまま逃げるだけだと思うんですが…。

あれは…
    ・盗掘されたことを気がつかれないようにした。
    ・身近な人間の犯行で、盗掘したけれど埋葬者に敬意を払って、墓を元通りにした

なんて推理はどうでしょう。
でもあの狭い場所にどれほどの宝物が収められていたのかな…。
奥行きも浅いし…。


アニマル・ネクロポリス
すごいよね…ここから150万体のトキのミイラが発掘されたそうです。
一体、どれほどの時間をかければ、それだけの鳥が集まるのだろうか。
当時は至る所にトキがいたんでしょうね。東京のカラス並に多かったのかも!


サーヒル島の石切場は面白かったです。
不思議ですよね…小島にあんな巨石がニョキニョキと生えているなんて!
どうもエジプトって砂しかないイメージがあるので、ああいう風景を見せられるとドキドキ★します。
頂上にあったジュセル王の碑文もよく残ってましたね。
雨乞いするだけなのに、あんなに文章が必要なのかな〜なんて思いながら観てました。


パーフェクトの商品が凄かったですね。
吉村先生監修の旅行。発掘体験つき!(笑)
朝5時の起床はつらいけど、ちょっと興味あります。


吉村先生が赤いベストを着ていると、とっても血色良く見えますね。
反対に団員たちの細さが気になりました。
「ちゃんと食べてる?」と声もかけたくなりました。
世界ふしぎ発見

 ■世界遺産−イースター島(チリ)
遺跡概要

g_44.gif
    イースター島の各所
    ティワナコ(ボリビア)

    ヘボ絵解説→モアイより印象的だった、島の壁画を描いてみました。
    赤い身体を白で縁取る独特の色使いが面白いと思いました。

総評
    ナレーションが変わりました!

      オダギリ ジョー

    やっとスタッフも番組の若返りを意識してくれたみたいです。
    オープニングの音楽もちょっと変わってましたね。
    思ったより低い声でした。もうちょっとハリを出してもいいんじゃないかな〜。
    慣れればもっと良くなると思います。期待してます。

■毎度お馴染みのイースター島。
さすがに新鮮味はないですが、青い海や赤い夕焼けをキレイに撮ってました。
相変わらず、モアイが立ち並ぶ「ラノララク」の映像ばかりでしたが、何度見ても面白いです。

■正座するモアイとティアナコの石像が似ている!という説が紹介されていました。
っつーか、私はあの正座している石像をボリビアで見てない!
どこに展示してあったんだろう。
ヘイエルダールの説も今では過去のモノと言ってましたが、コンチキ号の冒険は今も輝いています。

■インカの石組みに似ていた”アフ”は私も現地で見ましたが、本当にそっくりでした。
あそこの”アフ”だけなんですよね…キッチリと積んであるのは。
飛行場の裏手で町から離れているせいか、あまり行く人も少ないみたい。
TBS世界遺産

200511のログ

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