■遺跡概要
ペルセポリス(シラーズ)
■総評
映像は圧倒的な迫力だったのに、ミステリーハンターの「髪の毛」が気になって、気になって、仕方ありませんでした。 イランは女性の髪の毛については厳しかったハズ!! それなのに、だらしなく背中に伸びた髪を見せながらレポートするのはいかがなモノか? おまけに髪がスカーフからはみ出て、首の回りに落ちているのに気にもとめない…(-_-;) まわりのイラン女性が完璧なまでに髪を隠しているのにね。 別に彼女を責めるつもりはないです。これはスタッフのセンスの問題だから。 ただ今回は男のレポーターを使って欲しいと思いました!
★ペルセポリス
『謁見の間』に屋根がついていた!!! 遺跡保護という意味では仕方ないけど、青い空をバックに見る壁画がとても美しかったので、ちょっと残念な気がします。 私がイランで購入した発掘当時のペルセポリスの写真を見ると、『謁見の間』なども当時はボロボロでした。 ウマイ具合に修復したなぁ〜と思いつつ、その修復したモノをさらに保護しなきゃならないほど、遺跡本体の痛みはひどいのか…と心配になりました。
★イスファハンのイマーム広場周辺
私が行った時、あの噴水は工事中で水が張られていませんでした。 タイル剥き出しで工事現場のような雰囲気でした。 おまけに金曜の祝日でバザールも閉まっていて、なんだか寂しい思い出ばかりでした。 ミステリーハンターがバザールを抜けて広場に出たシーンは、私が当時歩いたルートと同じで、ここだけはひどく懐かしかったです。 ガラス越しに店内をのぞいた土産物屋が今もあって、嬉しくなりました。
■イスファハンのモスクが美しかったです。 カメラだと望遠機能で遠いタイルまでアップにしてくれるので便利だなぁ〜と思いました。 楽器がくり抜いてあった屋敷は私も行きましたが、部屋の装飾もキレイでした。
■イランの良さはあの空の青さ、砂漠、そして人の優しさです。 それが映像から伝わってきました。 モスクの装飾を守る職人さんのレポは興味深かったです。 タイルの固まりを人力で引き上げているのに驚きました。 ゆっくりとモスクに負担をかけないように修復するその気持ちにちょっと感動しました。
■ペルセポリスまで足を伸ばしたのなら、もっと近くの遺跡も紹介して欲しかったと思います。 「カナート」のレポもそれなりに面白いけど、やっぱりもっと遺跡が見たい! あと食べ物とかも紹介して欲しかった。 イランと言えば「ケバブ」!! そしてスィーツ! イランには美味しいモノが一杯あるんだよぉぉ! それをレポしないなんて、ちょっともったいないです。
★今回は遺跡が少ないので、感想も短めです。
|