■遺跡概要
アタカマ地上絵(チリ) プカラ遺跡
★へっぽこ絵
「アタカマの巨人」です。 遠くから見るとしっかり作りこんである印象でしたが、地上から見ると石をホイホイと置いただけの簡単仕上げになっていて驚きました。
■総評
懐かしのアタカマ砂漠!! サンペドロ・デ・アタカマの博物館も変わらない感じでした。 ここへは日帰りで行きましたが、もうちょっと居たくなるようなノンビリとした良い村でした。 久しぶりに見た「ミス・アタカマ」のミイラ! 黒髪が美しかった〜。どうしてこんなにキレイに残っているのか本当に不思議です。
しかし漠々たる地ですね…。 こんな土地を開拓して水を引き込み、農業していたなんて…その努力に脱帽です。
「天空の湖」の青さは格別ですね。おまけに露天風呂までついているなんて!! でもマイナス5度で肌を出すのは苦行ですね。 ミステリーハンターの体を張ったレポには恐れ入りました。
■アタカマの地上絵 紀元400年〜1500年の間に描かれた(作られた)という地上絵。 ナスカと違っておおざっぱな絵柄が可愛いです。 アタカマの巨人の髪型が変ですが、あれって冠のつもりなのかな〜。 横に飛び出た「毛」はなんだろう? ジッと見ていると、花魁のかんざしを思い出します。
作られた目的は「道路標識」らしいですが、デカイ標識ですね。 きっと最初は小さい絵で満足していたんだろうけど、段々寸法を大きくしていったんでしょうね。 リャマの顔の向きが海を指すって言っていたけれど、じゃ、アタカマの巨人は正面を向いているから標識にならないね。
■プカラ遺跡 今から1000年前に造られた城塞都市の跡。 見た感じはピキリャクタって思いました。 菱形を神聖視するのは、ワリ文化っぽいです。 ボリビアのティワナコ遺跡やオリャンタイタンボの遺跡との共通点なんかがあるのかも。 番組では水路のみを紹介していましたが、畦の作り方や水路の引き方は確かに上記遺跡と共通点がある。 そういうのを頭の片隅に置きながら番組をみると、なかなか面白かったです。
■板東さんが全問正解で大喜びしてました。
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