■登場した遺跡・場所
アーリ古墳(バーレーン) カラート・アル・バーレーン(バーレーン) ルーブル博物館
★へっぽこ絵 地平線までずっとお墓!
■総評 「ふしぎ」がバーレーンを取材するのは初めてだそうで、こんなにすごい遺跡を今までほったらかしにしていたと知り、何やってんだよ…ヽ(`Д´)ノという気持ちになりました。 やっぱり新しい国、新しい遺跡はタイトルを見ただけでワクワクするので、もっともっと名もなき遺跡をたくさん取材して欲しいと思いました。 バーレーンはティルムンと呼ばれ、また墓が多かったので「死の島」とも呼ばれていたそうですが、確かにこれだけ墓だらけなら、そう呼ばれても仕方ないですね。
今回のレポーターさんは清楚な雰囲気が良かったです。 スタイルが抜群なのも良いです。 公式サイトを見ると、宝石店で見せてもらった真珠のアクセサリーを身につけ、ご満悦な写真が出てましたが、よく似合っていると思いました。
■アーリ古墳 すごい、すごい! どこまで行っても古墳の海! 空から見た感じでは盗掘されている古墳も多いように思いましたが、しかしこの数には圧倒されました。 住宅地に残る古墳も面白かったです。 自分の家の裏手に古墳があるなんて、ちょっと楽しそうです。 子供の遊び場になっているそうですが、そろそろ保全のために登頂禁止にしないとヤバイんじゃないかと思うんですが、バーレーンの人の遺跡に対する考え方って分からないので、その辺も紹介して欲しかったです。
■■お墓と方位 アーリ古墳の埋葬者たちは、みんな同じ体位、同じ方位を向いて埋葬されていたそうです。 図に描いてみました。 大きな○は太陽をあらわし、命の再生を願ったのではないかという説があります。 □は棺なんですが、棺桶のようなものじゃなく、漬け物石ほどの石を積んで作られたモノなので、頑丈ではないですが、発掘された状態を見ると、とても良く持ちこたえていると思いました。
■カラート・アル・バーレーン遺跡 紀元前4000年頃の都市遺跡で、わりと良く残っていると思いました。 問題にも出ていましたが、こんな小さな島でも繁栄出来たのは、島の地下を流れる豊富な真水のお陰だったみたいで、その証拠に遺跡に沐浴場跡が残っていたのが印象的でした。
■遺跡からインダス文明と交流があった品が出土してました。 発掘チームは、ゆくゆくはロゼッタストーンのようなインダス文字解読の糸口になるような遺物が出て欲しいと言っていましたが本当にそうだと思います。 「生命の木」も紹介されていましたが、この島はメソポタミアとインダスの文明の文化がうまく残されているように思うので、何か両文明につながりのある遺物が出るんじゃないかと思います。
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