■登場した遺跡・場所
チャンチャン遺跡(ペルー)
★へっぽこ絵 遺跡の近くでスイカを作っている一家のお母さんが、リポーターのために、素手でスイカを割り、もてなしてくれたシーンが忘れられません。 スイカって固いのに…お母さん凄すぎます!
■総評 懐かしのチャンチャン遺跡…。乗り合いバスで訪問するっていうのが憎いですね。 自分も同じバスに乗りました。 あの大通りに一人下ろされ、トボトボと遺跡まで歩いていったことを思い出しました。 道すがら左右に立っている「壁」が気になって、あの壁の向こうはどうなっているのかな…なんて思っていたんですが、強盗が出るかも知れないし、見に行くのはやめておいたけど、心残りだったので、今回、空撮のお陰でタップリ見ることが出来て嬉しかったです。 …やっぱり何もなかったんだな。
あの近くには「ドラゴンのワカ」という遺跡もあって、チャンチャンからそっちへバスを乗り継いで移動しました。 英語を勉強中の姉さんが相手してくれて、楽しく見学したことを思い出しました。
■チャンチャン遺跡と壁画 ここの遺跡に立って驚くのは、敷地が広いこと。 なんかもう…端から端まで歩くのが大変! 大通りから王宮まで2キロ近く歩いて、やっと見学出来るかと思うと、あの広場登場だもの…。 この広場を通り抜けないと次の見学エリアに行けないから、どうしても歩き続けなきゃいけなくて、それがツラかったり…。 ノドがカラカラなんだけど、売店もないので、遺跡でミイラになりそうでした。
 チャンチャンの壁に描かれていた可愛いリスたち。 和む〜。プリティー〜。キュート! でもチムーのデザインで有名なのは、アーモンドアイをした目つきの鋭い土偶とかなんだよね…。 動物の描き方と人間の描き方に差があるのはどうしてだろうね…。 王様によって好みが違うので決めつけは出来ないけど。
■王様の墓室 白い日よけが張られ見学者が見に来ているようですが、当時は穴がボコボコとあいただけの不思議な空間で、その違和感を良く覚えています。 貯水池の裏手が墓地になっているんですが、もう何も出土しない跡地だと思っていたので、テレビを観て驚きました。
■海でのトトラ漁 必ず紹介されるので、手垢がついたネタですが、何度見ても猟師のオヤジは素敵です。 親子で漁に出るというのが微笑ましいし、生活を支えていけるだけの収入が海から得られるというのもスゴイです。 チムーの人たちが漁を盛んに行っていたことは壁画からも分かりました。 海鮮丼やお刺身を食べていたのかな…。 もっともっと当時の人たちがどんな食べ物を食べていたのか紹介して欲しかったです。
■新発見として、木彫りの人形が最後に紹介されていました。 存在感があり、とっても不思議なオーラが出てました。 鉄を使わない人たちが作ったにしては精巧に出来ているように見えました。 いずれ掘り出されて研究されるんでしょうね。 洪水の被害も紹介されていましたが、あの広大な遺跡を守るのは大変だと思うけど、現地の人たちの情熱は頼もしい限りです。
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