遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 ■世界ふしぎ発見 砂漠に消えたもう一つのピラミッド王国の謎−2008年2月16日(TBS)
blo_51.gif■登場した遺跡・場所

ジェベルバルカム(聖なる山)
カルハタ王妃の玄室
ナパタのピラミッド群
タンウェタマニ王の玄室
メロエ遺跡
ナカ遺跡
メロエ文字


★へっぽこ絵

メロエ遺跡のピラミッドです。
頂上部は崩れてます。
今回はラクダが可愛かったので、描いてみました。
そういえばハリネズミもいましたね!
丸っとなったところは本当に「タワシ」みたいでした。


■総評
    ヌビア(スーダン)のピラミッドをまとめてドカッと見られたのは嬉しかったです。
    しかしあんな場所、個人じゃ行けませんね。
    でもそのうち鉄道とか敷かれて一大観光地になったりするんでしょうね。
    内容はそこそこ充実していましたが、もうちょっと出土物など、クシュ王国ならではの芸術的な特徴を持つ遺物を紹介して欲しかったように思います。
    あと、チラっと言っていた「金山」はもうちょっと取材しても良かったんじゃないでしょうか?
    あのツタンカーメンの黄金マスクの黄金が採掘された場所はやっぱり見てみたかったです。


■砂漠の中のピラミッド
    砂漠の中に三角錐の墓がボコボコと建っている風景は、かなりエキゾチックでした。
    ヌビアの人のセンスはエジプシャンよりクールで、よりアートに近いように思いました。
    だから墓から出土した品々を見たかったんですが、チラっとしか映らなかったのが残念です。
    あのピラミッド、下に玄室がありました。
    キレイに壁画で飾られていて、絵に迫力はないものの素朴な美しさを感じました!
    ハマジがすごくキレイだって言ってましたが、ああいわれると私も見に行きたくなります!


■立ったまま埋められた馬のミイラ
    問題になった「動物のミイラ」…。
    答は「馬」でしたが、馬を立ったまま埋めるなんて、すごいなぁ〜と思いました。
    中国の始皇帝の墓でも馬を埋めてましたが、人間って考えることは同じなのだな…と改めて感じました。
    しかし、その馬のミイラを見せてくれなかったのはどうしてでしょうかね…?
    映像的にインパクトが足りなかったからかな?
    ミイラマニアとしては、やっぱり実物を見てみたかったです。
    でも馬っていうのが粋ですね。
    ラクダはやはり身近な動物すぎて、馬より格が下になるんでしょうね。
    私は馬よりラクダの方が好きです。


■ピアンキ王
    エジプトに攻め込んで、陥落させ、なんとファラオになってしまった王様!
    一体、どんな人物なのか興味が沸きました。
    イメージとして登場したピアンキ王の腰が意外に細くて、「えっ、こんなに若いの!?」と違う意味でドキドキしました。
    戦術に長けたオッサン王と、勝手に思っていたので、この映像は嬉しい大ダメージでした!
    それにしても実際はどんな人なんでしょうか? やっぱイケメンなのかな?
    イケメンだといいなぁ〜(個人的願望!)


ナイルのお魚、大きかったです。
    最後にちょこっと出たナマズは美味そうでした!
    タイで食べたナマズは白身で美味しかったのですが、サイズは小さかったので、あれぐらい大きいナマズをガブリと囓ってみたいです。

世界ふしぎ発見

 ■世界ふしぎ発見 宇宙から読み解く!ナスカの地上絵 21世紀の新事実!−2008年2月2日(TBS)
■登場した遺跡・場所

ナスカの地上絵
サーニャの地上絵
サカコ博物館(クジラの骨、発掘現場)
イカ博物館

blo_50.gifへっぽこ絵

最近よく見る、足跡防止用の靴カバーを描いてみました。
どういう素材なのか気になっているのですが、一度も説明されたことがない謎の一品!
宮地さんのガニマタ歩きを見て歩きにくそうだなぁ〜と思いましたが、ちょっと私も試してみたいです。



総評

紹介され尽くしたナスカですが、今回は人工衛星を使って発見された新事実を軸にして番組が進みました。
資料を提供したのは山形大学ですが、ここがナスカの研究をしているなんて初めて知りました。
宮地さんの元気なレポは毎回、良いなぁ〜と思っているんですが、今回も可愛かったです。
特に料理を前にしてのレポは他の追随を許さない熱さを感じました。


衛星写真
    衛星写真で見るナスカの地上絵というのは、絵というよりシャーペンの芯を床にぶちまけたような乱雑さで、これに規則性を見つけて学説を立てるというのは、けっこう大変だろうな…と思いました。
    今回は北と南に線が集中しているとか、山肌に残る洪水の跡など、言われてみると確かにそうだな…という指摘が多かったです。

ナスカで魚介類を食べる
    ナスカの街にあんなシーフード店があったとは…知っていたら私も駆けつけたと思います。
    最初に紹介された「ウニ料理」ですが、宮地さんは美味しいと言っていたけど実際はどうでしょうね…。
    私はチリでウニを食べましたが、日本のモノと違って味が大味で甘みがなく、粒も大きく舌に触る感じがやっぱ違うんですよね。
    「ウニオムレツ」も果たしてどれだけウニの味が残っているやら…。
    し・か・し、あのピラミッド型に盛られたライスには心がときめきました。
    ちょっと崩すのがもったいないです。

サーニャの地上絵は初めてみました。
    こんなにハッキリ残っているのに、2000年前とは…とても信じられませんでした。
    フクロウの地上絵は珍しいなと思いました。
    (まぁ私にはフクロウには見えなかったのですが)
    鷹のチームとフクロウチームが互いに競い合って地上絵を描いたという新説は興味深かったです。
    雨乞いや豊作祈願等、いろんな想いをこめて地上絵は描かれていると思いますが、せっぱ詰まった感じを受けない、ホノボノとした絵柄は当時の人の意識のあらわれなのかな…と思いました。

クジラ骨だけの博物館
    出ました!ペルーの名物、「一品博物館」
    クジラの骨を展示するためだけに博物館を建てちゃうなんて、なんて素敵な国民性なんだろうと思いました。
    乾いた大地にポツンとたたずむ様子がなんとも言えない味を出してました。
    あれは化石になる前の骨なんでしょうが、見た感じ、岩のようでした。
    意外とサイズは小さいと思いますが、あれに肉がついたら、やはり大きいと感じるでしょうね。


世界ふしぎ発見

200803のログ 200712のログ

Copyright © 遺跡馬鹿の番組感想. All Rights Reserved.
[PHPウェブログシステム3 FLEUGELzネットマニア]