■世界ふしぎ発見! 邪馬台国の謎は解けた!日本誕生 空白の150年−2008年11月22日(TBS)
■登場した遺跡・場所 纏向遺跡(奈良県・桜井市) 箸墓古墳(前方後円墳) 珠城山古墳(三世紀) ホケノ山古墳 桜井市立埋蔵文化センター 大神神社(おおみわじんじゃ) 妻木晩田遺跡(むきばんだいせき) 伊勢神宮 元伊勢神宮・籠神社(京都府) 出雲大社(島根県)
★へっぽこ絵
纏向遺跡から出土したという祭りに使われた面。 口に柄を通して鍬のように使っていたそうです。 私は一目見て、「顔パック・フルフェイス用」という言葉が浮かびました。 (だってそっくりなんだもの…) 私には女性っぽい顔立ちに見えましたが、この頃の人が稲作と女性を結びつけていたとしたら面白いなと思いました。 ■久しぶりに日本古代史ネタで、気がつけば3回も見直していました。
別番組で「日本の中心は四国だった!」を見ていたので、畿内説をじっくり検証するような内容はとても興味深かったです。 結局、言いたかったことは、「卑弥呼=天照大神=箸墓の主」ということなんでしょうが、ネタとしてはありきたりでも、日本史の根っこの謎なので、何度見ても面白いです。 ちなみに私は邪馬台国に関しては「九州説」を支持しているのですが、それでも面白かったです。 ■今回登場した遺跡や神社、どこも訪れたことがありません。
さすがにこれはマズイだろうという危機感が…。 私も神社へお参りし、そばやそうめん、うどんをすすりたいです。 ■いろんな古墳が登場しましたが、面白いなと思ったのは、「ホケノ山古墳」です。 拭き石が敷き詰められた古墳なのですが、その様子はちょっと北イングランドの古墳たちに似ているなと思いました。 日本の古墳と外国の古墳は石の積み方が似ているようで似ていないなと改めて感じました。 珠城山古墳(三世紀)の内部は粗い積み方で、よく崩れないな…と思うのですが、初期の頃って大体、こんな感じなのかな? きっちり積まれた古墳を見てきたせいか、すごく新鮮でした。
■纏向遺跡から、各地で作られたご飯釜が出土しているというのは知らなかったので驚きました。 自炊道具持参の旅をしていたのかと思うと、古代の人も現代の人も故郷のメシの美味さを愛する心は変わらないなと思いました。 釜のスタイルがどれも個性的で、その地域差が面白いと思いました。
■三輪山の頂上
ご神体の頂上に何があるのか、とても気になりました。 どうやら大きな磐座があるようで、想像するだけで武者震いです。 三輪山ほどの格式のあるご神体なら、きっとすごい形や色の石が鎮座しているんだろうな…と想像します。 頂上参拝は行き帰りで2時間。ちょうど良いですね。
■ニワトリの土偶(デカイ!)
すごくニワトリの可愛らしさを詰め込んだ土偶だと感嘆しました。 過剰な装飾もないけど、それでいて存在感のあるニワトリは、マジで可愛いなと思いました。 昔飼っていたニワトリ(名前はひよこちゃん)を思い出しました。 小さく描いたのは、磐座です。 日本の巨石信仰は外国とひと味違っていて面白いです。 あっちじゃ神が石に降り立ったなんていう伝承はないんじゃないかな…。 日本の神は長い袖をヒラヒラさせながら、神々しく舞い降りるってイメージがあります。
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