世界遺産 エローラ石窟群(インド)−2008年12月28日(TBS)
■登場した遺跡・場所 エローラ石窟群 エレファンタ島
★へっぽこ絵
軽やかに踊るシヴァ神を描いてみました。 石窟に彫られたシヴァ神は重量がありますが、イメージとしては風に舞うほどの軽さでヒラヒラ踊っているんじゃないかと思いました。
■何度見てもエローラ石窟群は面白いです。 実は今まで、ヒンドゥー教はあまり関心がなかったのですが、今回の放送を見て、ちょっと興味が沸きました。 たぶんシヴァ神と踊りを結びつけてシンプルに紹介してくれたのが良かったのかもしれません。
それと神様が世界の真ん中で踊っているとか、シヴァ神が再生と破壊の二つを司るとか、存在自体がアクティブで、西洋の神様ばっかりに接してきた自分にはすごく新鮮に感じられて、さすがあの熱いインド人が信じる神だと思いました。
■ムンバイから1時間ほどのところにあるという「エレファンタ島」は、興味深かったです。 大陸と島が同じ岩盤で繋がっているという解説に驚きました。 いや…言われてみると距離から考えてもありえることなんですが、間に海があると島は島で独立した物体で成り立っていると思ってしまうみたいです。 エレファンタ島の石窟も世界遺産に指定されているそうですが、こっちはこじんまりとした趣のある石窟でした。 島に渡って石窟見物なんて楽しそうだなと思いました。 エローラは乾いた山に囲まれたところにあるので、石窟もカラカラなので、島の石窟ならきっと岩肌もしっとり美肌なんだろうな…と勝手に想像してしまいます。
■エローラの見どころは美しい彫刻技術ですが、それ以外にスゴイと思うのは、その技術を連綿と伝え続けた職人一族です。 7世代も寺院建立に携わってきた人たちがいるなんて聞いて本当に驚きました。 インタビューに答えていたオジさんも、父親の仕事を見て覚えたと言ってましたが、石を彫るセンスみたいな物は遺伝子レベルで受け継がれていくのかもしれないな…と想像してみました。
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