■登場した遺跡・場所
パルミラ(シリア) パルミラ博物館
■へっぽこ絵 ラクダ目線で作られたパルミラの街。 私が行った時は観光用のラクダはいなかったので、ちょっとレポーターが羨ましかったです。 最後にチラっと出た、子供ラクダもスゴク可愛かった!
■今回の目玉は地下に掘られた家族墓でした。 地上に出ている墓はいくつか回ったのですが、地下墓は閉鎖されていて見られなかったので、とても興味深かったです。 男性の副葬品は土器のランプで、女性には化粧道具や宝石という風習が面白いです。 当時の人は男の人は暗いところで生活し、女性は明るいところで仕事する…というイメージがあったのかなと推測しました。 調査発掘隊は奈良県の「橿原考古学研究所」の西藤先生でした。
■パルミラが交易の国として栄えた3つのポイントを紹介していました。 1.ラクダ仕様の街づくり 2.オアシス 3.エンターティンメント 他にもいろいろとあるのでしょうが、あの近辺でこの3つを揃えたところはパルミラしかなかったので、栄えたのも道理だなと思いました。 女王ゼノビアはローマに戦争をふっかけたと紹介されていましたが、スゴイですよね〜。 とりあえず2年はあの広大な領土を得たんすから、その手腕には恐れ入ります。 破壊された姿も美しいパルミラ…往時のにぎわいを体験して見たかったです。
■ダマスカスの市場が紹介されていました。 遺跡が残るスーク・ハミディーエが紹介されていましたが懐かしかったです。 シリアのスーク(市場)はどれも味があるのですが、私としてはダマスカスよりアレッポの方が昔のままのにぎわいが残っていて好きです。
■問題に出ていた石鹸を描いてみました。 どうして中心がエメラルド・グリーンなのか気になります。 美貌の女王ゼノビアが使ったかもしれない石鹸と聞いて、いつもは牛乳石鹸(青)を愛用している私も使ってみたくなりました。 あと、答を「石鹸」と漢字で書いていた黒柳さんを尊敬! 黒柳さんをみて漢字の勉強をしたくなりました。
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