遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 タモリ倶楽部−帰省のついでに撮りました!スタッフ対抗「スゴイ巨石グランプリ!!」−2009年11月23日(テレ朝)
sensei.gif■登場した遺跡・場所

茨城県常陸大宮市−陰陽石
千葉県君津市−笠石
茨城県つくば市−弁慶七戻り
静岡県静岡市−河内の大石
福島県郡山市−きのこ岩

ゲスト:山田五郎さん(石好き)、板尾創路、竹山隆範

へっぽこ絵
解説役として登場した青木先生を描いてみました。(肩書き:地質標本館名誉館長@つくば)
巨石大好き人間を挑発するような発言の数々に武者震いが止まりませんでした!
石に詳しくないタモリさんたちに理解してもらおうと、砂岩を持ち込んだり、地質図を用意していたりと、しっかりと事前準備していて、地質ならどこでも語れると発言した男前な姿に惚れました゚.+:。(´ω`*)゚.+:。ポッ


tamo01.jpgまさかの巨石ネタ。
最近はタモリ倶楽部を見ていなかったので、テレビ欄を見て録画予約をした時は期待も何もなかったのですが、予想以上に面白く、4回くらい見直してしまいました。
山田五郎さんは石好きですが後の二人はまったく巨石に興味がなく、その温度差のやりとりが妙に可笑しく笑い転げてしまいました。
巨石を撮影したスタッフたちの楽しい夏休みも楽しかったです。


今回、初めて地質図と言うモノを知ったのですが、面白いモノがあるんですね。
青木先生の解説を聞きながら地図を見ていると、その石が出来た過去の物語も聞いてみたくなりました。


青木先生語録
板尾:鉱物界の世界でも「巨石」というものに対しての研究は進んでいるんですか?

先生:えーと、やってないと思いますね。
巨石をすごく持ち上げる人もいますけれども地質学という学問からすると、ごく当たり前の現象(一同爆笑)

巨石、巨石って言って、ありがたがるんですけど、地面の下は全部繋がっているわけですよね
岩石の種類が違っても巨大な石の上にいるわけですよ
たまたま地表に現れてきた石を…大きなかたまりを「巨石、巨石」と騒ぐんだけれども…どんなもんかな…と(一同爆笑)

石マニアを挑発するような発言でしたが、逆になるほどな〜と思いました。
変わった形の石や大きな石が大好きな私としては、紹介された5ヶ所の巨石を見ただけでもドキドキで、「おースゴイ!」の連発でした。
そこに先生がひやりと水を差すような解説をするものだから、「先生ってば、素直じゃないんだから〜♪」と思ったりしました。
クールに解説する先生でしたが、地図を広がる瞬間の笑顔は子供みたいでした。


5個の巨石がエントリーし、グランプリを取ったのは「河内の大石」でした。
(写真の左下の大きな石がそうです)
受賞の理由は糸魚川静岡構造線(フォッサマグナ)を飛び越え、さらに土石流に乗って何十キロも転がってきた自然の力のスゴサを称えての受賞。
モノ自体も他の巨石を圧倒する姿だったので、私もこの受賞は納得でした。

その他遺跡番組

 ■世界ふしぎ発見−2012年世界消滅!? マヤの暦が告げるふしぎな予言。その真相を探る!−2009年11月14日(TBS)
blo_68.gif登場した遺跡・場所

チチェン・イツァ(メキシコ)
キリグア(メキシコ)
トゥルム(メキシコ)
ポポルヴフ博物館(グァテマラ)
チチカステナンゴ(グァテマラ)


へっぽこ絵
最後にチラっと映った「ククルカンのピラミッド(蛇の彫刻のあった神殿)から見下ろす戦士の神殿を描いてみました。
やっぱり上から見下ろす神殿は良いですね。
王と神官のみが見ることの出来た風景というのがグッと来ます。


やっぱカトリーヌさんのレポは面白い!
ピラミッドの上で「明けましておめでとう!」には笑ってしまいました。
急階段を上り終わり、ついに頂上に到着した瞬間は誰でも言いたくなる一言だと思います!
特にククルカンのピラミッドは見晴らしが良いので、息が続くなら歌の一曲も歌いたくなるでしょう。


今回のテーマは「マヤの予言」でしたが、カレンダーが一巡(約5000年周期)するたびに世界が滅亡していたら、それなりに痕跡は残っていると思うんですが、特に…ないですよね。
だから大災害はなかったし、これからもないと思っています。
しかし映画の予告をみると恐怖心をあおるような映像ばかりで、あの創造力と破壊力はすごいです。


目新しい遺跡も出なかった回ですが、ポポルヴフ博物館が登場してくれたのは嬉しかったです。
でも館内の映像がちょびっとだけだったのは残念です。
あそこにはマヤの遺物のなかでも、超超キモ怖い大型の壺などがドカドカ展示してあるので、それもせっかくなのだから映して欲しかったです。
世界に数枚しかないマヤの文書「ドレスデンの絵文書」の紹介もちょっとだけだったし、あそこまで行ったのになんともったいないことかと思いました。


「サセルドーラ」という占い師は貫禄のある爺さんでした。
立ち上る煙に願いを託すというのがロマンでした。
日本でも線香の煙を頭にかけて悪いところを直すというのがありますが、発想は同じかなと思いました。


中米のインゲン豆が黒いことを初めて知りました。
街で食べていた美味しくないと感じていたソースの原料がインゲン豆だったとは…。
それとチチカステナンゴですが、まだ民族衣装を着ている女性がたくさんいたので安心しました。
みんなTシャツだったら味気ないし、寂しいし。
カトリーヌさん、衣装が似合っていて可愛かったです。

世界ふしぎ発見

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