【登場した遺跡・博物館】 ミケーネ(ギリシャ) ティリンス(ギリシャ) デロス島(ギリシャ) ピュロス(ギリシャ) トロイ(トルコ)
★へっぽこ絵 ミケーネ遺跡の全景。 「プロプィティス イリアス山」と「ザラ山」の間にひっそりと建つ遺跡。 とっても規模が小さく、遠目で見たとき、「えっ?これだけ??」と思い、実際に歩いても「これだけか…」と、うっかりつぶやいてしまうほどの狭さでした。 こんな狭いところに宮殿や墓を作った理由をミケーネ人に聞いてみたいです。 広々とした土地がいくらでもあるのに…不思議です。 墓も敷地の外に作れば良いのにどうして城壁の内側…泥棒を警戒して?
しかし古代世界での存在感は半端ないので、名の大きさと住まいの小ささ…そのギャップを楽しむと良いかもしれません。 …が、個人では行きにくいところなのが残念です。
■ティリンス遺跡を紹介してくれるというので、ワクワクしながら観ましたが…時間が短く、もうちょっと取り上げ方を工夫して欲しかったです。 まぁ実際に訪問した身としては見どころが特になく、それゆえ扱いに困ったんだろうな…と感じましたが、城壁の美しさや石積み方法など、ネタになる物は色々あるだろうと思うんですが…軽く流されてしまったのが残念でした。 ヘラクレスの生まれた所という伝承も、詳しく解説して欲しかったです。
■ミケーネは紀元前1700年頃に生まれました。 シュリーマンが墓を発掘し、黄金がどっちゃり見つかりましたが、特に有名なのが黄金のマスクです。 いろんなマスクが紹介されていましたが、威厳というより「ひょうきん」という表現がふさわしいなと思いました。
■ミコノス島のペリカンまで紹介されていましたが、確かにミコノス島は楽しそうです。 デロス島のライオンはレプリカですが、ああやって並んでいると本物みたいでした。 小さいのに山まであるデロス島は興味深いところです。
■ミケーネ遺跡の中を紹介するところで、「地下貯水池」が登場しました。 照明とカメラのせいで、とっても美しく、素晴らしい石組みを観ることが出来ました。 しかし、なぜ最奥まで行かず階段の途中でカメラを止めてしまったのか…奥が観たかった私としてはひじょうに残念に思いました。 私も途中まで降りたのですが、「蚊」がひどくて先へ進むことができませんでした。 おそらく同じ理由でカメラマンも降りていけなかったんでしょうね。 画面を凝視すると黒い物体が飛び回っているのが見えました。 まぁ意を決して水辺に行っても、何かヤバイ物が水面を泳いでいる可能性もあるので、あの位置でカメラが止まったのは正解だったかもしれません。 もう少し遺跡が往事の姿をとどめていたら、宮殿跡もそれなりに美しかったんでしょうね。 ピュロス遺跡の宮殿再現図を見ると、当時の人々の美意識の高さを感じられました。
■おまけ程度に紹介された「コリントス運河」 私も長距離バスの中から見学しましたが、高さがかなりあって怖かったです。 人の手であの運河を造ったのですからすごいです。
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