【登場した遺跡・場所・レポーター】 マヤ遺跡−キウイックのピラミッド(メキシコ)−大森南朋 トラキア遺跡(ブルガリア)−眞鍋かをり ローマの地下遺跡(イタリア)−田中直樹
【へっぽこ絵】
あんな大きな馬の骨、初めて見たのでビックリでした。 眞鍋が黄金、黄金とうるさかったので発掘された馬が恐縮しているように見えました。 トラキア人にとって黄金は確かに貴重だけれど、彼らはもう一つ上の思想…つまり来世や生まれ変わりの方を重視していたので、黄金は普遍の象徴であり、たっぷり使うのも当たり前だったと思います。 その辺をちゃんと説明せずに馬の骨より黄金ばかりを追いかけるのは、なんだかな…と思いました。 ■【長い!あまりにも長い特番!!】
この内容で5時間というのは、凄いなと思いました。 長時間なのにスタジオのゲストは荒俣さん以外はオマケ程度だったし、もう一人ぐらい何か言えるゲストがいても良かったんじゃないかと思いました。 久しぶりに見た荒俣さんは更にふっくらしていて、なんだか福々しかったです。 番組収録中に随時、遺跡から近況を伝えてもらうという手法は確かにリアル感タップリでしたが、果たしてこの番組内容であえてしなければならない手法だったのかは疑問です。 外人さんの言葉を通訳さんが言うので分かりにくく感じた人もいたと思うし、私としては字幕か吹き替えにして、もうちょっと丁寧に説明テロップなどを入れても良かったんじゃないかと思いました。 ■【20個の世紀の大発見ランキング・ベスト20】
なかなかマニアックな品目も入っていたので、自分が実際に見た物、現地に行ったことがある物も合わせてチェックしてみました。 いつかは全部を○にしたいけれど、この中で、絶対に行くのが無理な場所は「モホス遺跡」ですね。 普通の旅人が行くには難しいと思います。 それと出雲大社が両方「×」なのがクヤシイです。 早く、一度は観ておきたいと思いました。 見出しが結構凝っていて、面白かったです。 自分が思っていた場所と違う物が紹介されたときには、「えぇぇえ」と思ったりもしましたが、それも楽しかったです。 たとえば8位は出雲大社ではなくスリランカのシーギリヤかと思ったし、13位はモヘンジョダロの印章かと思いました。 志賀島の金印は日本にとっては大切だけれど、世界でもっとも価値のあるハンコかと言われると…微妙だなと思いました。

■【オーパーツ】
13個の「クリスタル・スカル」が紹介されていました。 全部集めると世界を救うという話は本当なんでしょうかね。 エジプトの「飛行機」は、確かに垂直尾翼がついてますが…あれって古代の「凧」なんじゃないのかな…。 スタジオに登場した「聖徳太子の地球儀」は、前から欲しいなと思っていたので、ちょっとドキドキしました。 手頃な大きさと妙な凸凹が可愛いです。 どうして聖徳太子と関連づけられたのか、そういう伝承の紹介もして欲しかったです。 古代のコンピュータの復元は興味深かったです。 あの歯車で高度な天文カレンダーが造られていたとは…古代人おそるべしです。 ■【マヤの遺跡&ローマの遺跡】
マヤの遺跡もローマの遺跡も見せ方がもう一歩でした。 ローマの方は地下の壁画がメインでしたが、田中さんのレポが面白かったので楽しく観てましたが、遺跡自体はワクワク・ドキドキ度が少ないものなので、ちょっと残念でした。 住居跡ってやはりインパクトは少ないですね。 一方、マヤの神殿も発掘がマッタリで、特に驚く場面もなく、気が付けば終わっていたという印象でした。
■【トラキアの遺跡】
遺跡現場にパワーショベルがあって、「あ〜先代の方法をそのままやっているんだ」と、懐かしく思いました。 先代というのは「ゲオルギ・キトフ博士」の事ですが、泥棒より早く遺跡を掘るためにパワーショベルを使い、発掘じゃなく破壊の恐れがあるからヤメロと非難されても使い続けた先生でしたが、後継者も使っていたので、ちょっと残念に思いました。 こうやって黄金ザクザクの話が流れれば泥棒も増えてしまうので仕方ないのですが、泥棒を防ぐ手だてがない分、早く掘るしかないのでしょうね。 そういえばカザンラクの遺跡が出てました。 懐かしいなと思いました。
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