遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 世界ふしぎ発見 見えた!ゴーグルの向こうに密林の王国マヤ繁栄の道−2007年11月10日(TBS)
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■登場した遺跡・場所

コパン遺跡(ホンジュラス)
ティカル遺跡(ガァテマラ)
テォティワカン遺跡(メキシコ)


★へっぽこ絵

王様は威厳を保つためにダンスを踊ったそうなので、初代王・ヤシュクック・モを踊らせてみました。
頭の飾りがバランス悪そうですが、大きな帽子と白メガネの奇抜なコスチュームで踊ったら、きっとヤンヤ・ヤンヤの声援を受けたと思います。


■総評

マヤ遺跡を追うために三カ国をめぐる取材はけっこう大変だったと思いました。
今回はティカル4号神殿の地下に世界で初めてもぐって取材したりと番組スタッフも頑張ってました。

ミステリーハンターが来ていたTシャツがずっと気になって仕方ありませんでした。
マヤのTシャツと言えば、マヤ文字を印刷したようなモノや、顔の長い神官とオウムとかの組み合わせが多かったけど、今はああいうシンプルで可愛いモノもあるんですね。


■先生

3年振りに登場した中村誠一先生。
…あれだけの日差しを浴びているのに、どーして美肌なんだろう…と不思議に思いつつ、精力的に発掘作業をしている姿に感動しました。
ここ最近の発見で、ずいぶんとマヤ文化の解明も進んだように思います。
特に今回披露された「ゴーグル」などは、マヤとティオティワカンとのつながりを証明する品として今後もさらに研究されるんでしょうね。


西から来た男−シヤフ・カック
西から来た謎の男が王となった…。
なんというドラマチックでロマンを感じさせる話なんだろう…と思いました。
ゴーグルをかけたシヤフ・カックを中村先生はティオティワカンから来た男だと言っていましたが、確かにティオティワカンのトラロック神の姿と重なる部分がありました。
先生はゴーグルの素材が貝であることに注目し、貝が死の象徴であり、死んでいった兵士が住む、あの世を守るトラロック神のお守りとして、兵士達が身につけるようになったのではないかと推論されてましたが、なるほどな〜と思いました。
ただ私はあのゴーグルの大きさが気になってました。
あれでは視界を遮り、正面の敵しか見ることが出来ないので、命をやりとりする戦場ではむしろ自らを不利な状況に置いてしまうような気がします。
だから本当に兵士があれをつけて闘ったのかは疑問に思うのです。
ただ兵士たちがアレをつけて勢揃いしたらそれだけで威圧感があるので、あくまでも敵を脅かす道具として身につけていたような気もします。



地下都市

「ティカル遺跡の下に地下都市があった」という言葉にトキメキました。
実際に紹介されたのは壁画だけでしたが、今後、もっと複雑な建造物とか出てきそうでした。
ティカル一帯の地質がどんなものなのか良く分からないのですが、あれだけ雨がたくさん降る場所に地下都市とかって大丈夫なのかな…などと心配したのですが、貯水池を作るほどの土木技術を持ったマヤの人たちなら、それくらいあっさり解決出来るんでしょうね。
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