遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 ■世界ふしぎ発見 モアイ像のルーツか?巨大石人パリンドの謎−2007年12月1日(TBS)
blo_48.gif■世界ふしぎ発見 モアイ像のルーツか?巨大石人パリンドの謎−2007年12月1日(TBS)
■登場した遺跡・場所

トラジャのトンコナンハウス
パリンド
ロンダのタウタウ


へっぽこ絵

今回の主役、パリンドさん。
イースター島のモアイに似ていると言われてました。
確かに細部がそっくりでした。
背景に祖先の象徴である立石も描いてみました。


総評
    数年前、しょぼいガイドブック片手に一人で訪れたトラジャ。
    あの頃はあまり情報が載ってなかったので、こんなに巨石たちがあるとは知りませんでした。
    テレビ観ながら、ちょっとくやしかったですが、さりとて場所が分かったとしてもあんな奥地、とても一人で行く気にもならないので、番組ありがとう! はまじありがとうと言いながら見てました。
    しかし、トンコナンハウスの由来、興味深い風葬について、またこの地方に残るブラックマジックについてなど、もう一歩踏み込んだ内容がなかったのが残念でした。
    お葬式のシーンは確かに見応えもありますが、あれで余計な時間を取られてしまったような気がしました。
    トラジャが取り上げられるなんて滅多にないので、もっと時間を割いてこの地方の不思議な文化を紹介して欲しかったです。



kimama_j54.jpgトラジャ
    トンコナンハウスを紹介する場面では、私が訪問した村が映ってました。
    村の中は何も増えてないし、減ってもいなかったです。
    少しは機械化されてモノが映るんじゃないかとドキドキしていたのですが、数年前と同じ静けさが残ってました。
    家に施された装飾は画面で見るとアッサリした感じですが、生はすごく美しいです。
    あの反った屋根の家が横にズラッと並ぶところは壮観でした。
    番組では紹介されていませんでしたが、彼らがなぜ家を船の形にするかというと、「祖先が船に乗って海を渡り、ここまでやってきたから…」という理由らしいです。

    そういえば室内も映しませんでしたね。
    ハシゴを登って中に入ると、内部は意外と薄暗いです。
    でも広さがあるので住みやすそうな感じでした。

タウタウ
    何度見ても怖いよぉぉぉ。
    自分も行ったけどマジであそこは怖いです。
    はまじもかなり怖がってましたが、空気がひんやりしているというか、視線が刺さる感じなんですよね…あそこ。

    夜、死体を岸壁の下に置いておくと、自分で這い登っていく…そんな話を聞きました。
    岸壁の向かいには小さなミヤゲ物屋があって、そこで私もタウタウ人形を買いました。

パリンド−今から1000〜2000年前に作られたらしい…
    スラウェシ島にはいろんな石像があるんですね。
    石マニアの心をくすぐる石像が出てきて、本当に面白かったです。
    お地蔵さんのような石像、道祖神のような石像、魚のような石像…どれも個性的で、いかにもインドネシアって感じでした。

    blo_48b.gif中でも興味深かったのは、石の壺でした。
    あれってそのまんまラオスのジャール高原にある石壺でした。
    ラオスとスラウェシ島…何百キロも離れているのに、そっくりなモノがあるなんて…ドキドキ。
    私にはパリンドとモアイが似ている以上に興味をひかれました。

その他、想い出
    私はこの村で、初めてホタルを見ました。
    レストランから宿へ帰る途中、ふよふよ飛んでいるのを見つけ、手を伸ばしたら、なんと手にとまったのですよ!
    嬉しかったです。
    ホタルのお尻が光っているのを見て感動しました。
    あと結婚式にも勝手に参加させてもらって、豚の肉とか食べさせてもらいました。
    一応ご祝儀出したけど緊張したな。


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