遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 ■『古代ミステリー たけしの新・世界七不思議』−2009年1月1日(テレ東)
blo_60.gif■登場した遺跡・場所
カッパドキア(トルコ)
デリンクユ地下都市遺跡(トルコ)
アンコールワット(カンボジア)
モンサンミッシェル(フランス)

★へっぽこ絵

カッパドキアに浮かぶ気球たち。
私が行った頃には、こんなオシャレな観光手段がなかったので羨ましいなと思います。
だが高所恐怖症なので、搭乗するには勇気を見せないと!


去年、欠席して散々な言われようだった吉村先生が復帰してました!
たけしと吉村先生、そして荒俣さんの顔が揃うこの番組は、やっぱり凄いなと思いました。


カッパドキアでは地下都市デリンクユを紹介していましたが、洞窟を掘ったのはヒッタイト人だったんじゃないかという説は初耳だったので、とても興味深かったです。
トンネルの造りがヒッタイト風だったということでしたが、確かに言われてみるとそうかも…。
私はカッパドキアの地下トンネルを観光した後に、ヒッタイトの城跡が残るハトウッシャ遺跡に行ったのですが、城内と城外を結ぶトンネルを通った時は特に何も気が付きませんでした。

と言うわけで、ヒッタイトの遺跡で撮った通路の写真を載せてみます。
入り口しか撮してないのですが、雰囲気は分かって貰えるかと思います。
blokanso_009.jpg


ヒッタイト人は鉄を持っていたから、穴を掘るのは容易だったと思います。
ただヒッタイト人はみんな国が滅びた後、北に向かって移動したのかと思っていたので、カッパドキアに居残りを決めた理由は知りたいです。
ヒッタイトの人たちの遺物はアンカラの博物館で見られるのですが、特徴のある神像などが多く、彼らがケルト美術に影響を与えたという説に私も共感しています。
そんなモノ造りに長けた彼らが住んでいたというカッパドキアから、ヒッタイト風の遺物が出土していないのはどうしてなのでしょうか?
生活することに忙しく、神像などを造っている暇がなかったのかな?
それとも後から来たキリスト教徒たちに全部破壊され、捨てられたのかな?
ヒッタイト人の痕跡をもっと知りたいので今後の調査が楽しみです。


アンコールワットは特に目新しいモノはなかったのですが、柱に落書きした森本右近太夫さんの追跡調査は興味深かったです。
鎖国寸前に日本に帰国し、名前を変えながら生きていたという事実には驚きました。
どうして彼がカンボジアに行ったかという話の中で、司会のお姉ちゃんが「自分探しの旅」とポツリと言っていたのには笑いました。





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