遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 世界ふしぎ発見 !「ピラミッドに隠された古代の英知 −エジプト・フランス」− 2013年4月20日
【登場した遺跡・場所】
ピラミッド
カイロ考古学博物館


【ヘッポコ絵】
「ピラミッドは8面体だった!?」
色を塗り分けてみると、こんな感じでしょうか。
新しい説にワクワクしましたが、8面体だとどんな意味があるのかなと思いました。
最初に浮かんだのは”指でつまみやすい”でした。
ピラミッドをつまめるのはよほどの巨人じゃないと無理ですが、4面より8面を作るのは大変そうなので、何かしら意味があるんでしょうね。
ひょっとして…少しずつ内側に傾きはじめているとか…?
数百年後、突然崩落するピラミッド、そしてファラオの隠し部屋が現れ、金銀財宝がザックザク…なんていう未来もいいですね。


ザヒ博士も出ず、吉村先生も出ないふしぎ発見を見る日が来ようとは…。
2年前のクーデターの影響を感じた今回のふしぎ。
タハリール広場に残るテントを見ると、ニュースで流れた騒動を思い出しました。
映像からは観光客も戻っているように見えるし、再びのにぎわいを着実に取り戻しているように感じました。


若手のインディージョーンズ登場!!
河江先生はスッキリ系で、説明もうまく、とても好感が持てました。
ピラミッドをタタタタタタタタタと登る姿が若い!! やはり学者は体力勝負ですね。
というわけで先生も自分の目で見て、ピラミッドの中にトンネルを造ってそこを使って石を運び上げたとか、角の張り出しスペースで石を回転させたという説には懐疑的でした。
私も幅が狭いし、なにより通路があるであろう内部空間のガレキを見たら「こりゃ無理だ」と思いました。
でも色んな説が出て、いろいろと検証してみることは大切なので、今回のようにピラミッドに登ってメジャーで測ったりするのはこれからもどんどんやって欲しいです。


簡単な道具で石を切る方法…それは時間をかけること。
河江先生も言っていましたが、本当に古代人と現代人では時間との向き合い方が違います。
一直線に切り込まれた石を前に先生とカナエ嬢が語っていましたが、私には「ここまで切ったのに、この石使わないのぉ〜(´;ω;`)」という古代人の声が聞こえてきました。


セレブと労働者では食べている肉の種類が違うという話は初めて知りました。
やはり昔から金持ちはウマイ肉を食べていたんですね。
安いヒツジ肉を労働者達は腹一杯食べ、そして毎日ピラミッドまで出勤していたというのだから、古代も現代も「貧乏人は体が資本」なのだな…と実感しました。



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