遺跡馬鹿の番組&雑多感想








 世界ふしぎ発見−砂漠に蘇る死者 ミイラで解く古代アンデス文明−2010年5月16日(TBS)
blo_72a.gif■登場した遺跡・場所

セントロ・マルキ(ペルー・イロ)
コリカンチャ(クスコ)
オリャンタイタンボ村(ペルー)


★へっぽこ絵
研究所に運び込まれたミイラを見つめるミステリーハンター。
目がキラキラしてた!
首を傾げたミイラ…布を外すときにポロっと頭が取れてしまうんじゃないかとハラハラしながら見守っていました。
案外丈夫で、しっかり皮が張り付いているのを見て、この辺のミイラは他の地域と何かが違うような気がしました。


■あまり聞き慣れない『チリバヤ文化』。
その文化圏でミイラがたくさん発掘されているそうで、久しぶりに興味深く観ました。
あっちのミイラは埋葬すれば勝手に乾いてくれるお手軽ミイラなので、たくさん出土しても「これはっ!」と身を乗り出すこともないんですが、今回は体の中に壺が入っていたので、いきなりテンションが上がりました!

内臓を取り出し、体内に何かをつめるミイラは、2007年に開催された「インカ・マヤ・アステカ展」で観たことがありました。

  参考:【遺跡馬鹿のイベント潜入記】インカ・マヤ・アステカ展←ここから飛べます。

死体の腹を割いて物を詰めるなんていうのは、私からしたら「ギャーやりすぎ!!」って思うので、展示会でもかなりビックリしました。
今回、似たものがこんな海岸沿いの墓から出るなんて思いもしなかったのですが、まぁ地域は近いから出てもおかしくないんですが突然すぎて、心の準備が間に合いませんでした。
ちなみにミイラは平気ですが、残酷な刑を受けているようなミイラは苦手だったりします。でも見るけど!(`・ω・´)

割いて、入れて、縫う…これも死者のためにしていることなんでしょうか…。
ソニア・ギエン博士も珍しいと言っていたので、普及している行為ではないんでしょうが、でも…ちょっとゾゾゾとします。


チリバヤ文化は950年−1350に興った文化だそうです。
現地で遺跡を観たことはありません。
ひょっとしたら博物館で出土物を見ているかもしれませんが、ほとんど記憶にないです。
ミイラと一緒に埋葬されていた土器もシンプルで、これといって特徴のないのが特徴なのかと思いました。
番組の説明では階級のない平和な文化らしいですが、今回のように特別な物を腹に仕込んでいたミイラが出てきた以上、神官くらいはいた可能性もありますね。

ついでに紹介されたインカの王「第9代皇帝−クシカンチャ宮殿跡」から出たミイラは、まだ埋まってましたね。
あんな狭いところにスッポリと収まっていて、なんか可愛かったです。
宮殿を守る役目を担っていたそうですが、生前はどんな地位にいた人なのか気になりました。



かたつむりの粘液から作ったという『ババ・デ・カラコル』。
保湿効果があるそうですが…顔に塗るには勇気がいるぜ!
そもそもクリームに混ぜ込むためには相当の粘液が必要だと思うんだけど、それをどう採取するのか疑問がよぎりました。
ガマの油みたいに鏡張りの部屋にいれて油汗でも流させるんでしょうか…。
ミステリーハンターさんが手のひらに大きなカタツムリを乗せていましたが、あれもデカかった…。
彼女、意外と体当たりレポが得意な気がします。

世界ふしぎ発見

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