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 ■ 遊戯が教える4枚の切り札  ・アドバイス



    これは漫画賞に関連した漫画講座で文章は編集の人ですが、ところどころ高橋先生の事が書いてあったので、紹介することにしました。

    週刊少年ジャンプ:1998年31~34号より引用




      【この俺が4週間にわたって漫画作りの切り札を教えてやるぜ】


      1枚目の切り札-ネームの作り方

      ネームとは言わば漫画の設計図。下は遊☆戯☆王の今週のネームだ

      ネームは漫画の土台となるものだから、ここで絶対気を抜けないぞ。
      好きなものを描くのが一番大事なことだが、高橋先生の場合は、更に

        1.周囲の人に何度も意見を聞く
        2.読み手の年齢層(ジャンプの場合は少年)を意識した内容であること
        3.登場人物、特に主人公を出来るだけピンチに立たせること

      の以上3点を特に気をつけているぞ。
      また、うまく規定ページ数にまとまらないという人はネームを描き始める前にプロット(粗筋/あらすじ)を作るのも手だ!!


      2枚目の切り札-デッサン力

      上図のようにアップ・ロング・俯瞰(高いところから見下ろす視点)など様々な視点で物を描いても全体として統一感を失わないのはデッサン力があるからこそだ。
      デッサンを正確にするためには下描き時に紙を裏から透かしてみろ! 正確なら表から見ても裏から見てもきちんとした絵になるはずだ。
      最初は難しいかもしれないが、得意な角度からしか描かないとどうしても漫画が単調になってしまう。
      D(デッサン)力を身に付けるのが作画上達のポイントだ!


      3枚目の切り札-スクリーントーンの使い方

      スクリーントーンは絵に立体感を付けるために不可欠な道具である。
      物体の「影」を表現し、より本物に近い、立体感のある絵を描くためにスクリーントーンを使用する。
      スクリーントーンは貼ってしまえば、絵が上手く見えたりするので(見えるだけ!)ついつい貼りすぎてしまうが、貼り過ぎはかえって絵を平坦なものにしてしまい逆効果。
      高橋先生の場合(上図参照)はキャラクターごとにスクリーントーンを決めている訳ではなく、光の方向や量を計算して使うスクリーントーンを決定しているぞ。


      4枚目の切り札-様々な効果の出し方

      効果線や描き文字を上手く使えば、色んな効果を出すことが可能だ!
      画面に様々な動きを出すための代表的な手法として「効果線」があげられる。
      効果線にも色々あって、上図のように「ベタフラッシュ」(右のコマ)や「スピード線」(真ん中のコマ)、集中線(左のコマ)などがあり使い分けによって動きに差を出すことが可能だ。さらに上図では描き文字をシンプルなほど大胆に描くことで迫力をだすことに成功している。
      このように一見無造作に描かれているような原稿も実は綿密な計算の上に成り立っているのだ。




      【所感】
      実物はイラスト入りです。お宝は1枚目のネームかな…。
      城之内を負け犬呼ばわりする社長のシーンでした。
      けっこうセリフもしっかり描き込んでありました。

      このようにコマを解説してもらうと、絵の見どころが分かって、さらに漫画がおもしろく感じられます。




和希の素・語録