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■ 第48回7月期ジャンプ天下一漫画賞審査結果 | ・講評 |
今回は高橋先生のコメントの他に各遊戯王キャラの叱咤激励が載っています。
城之内:キミの切り札を最大限に生かす設定を!! 海馬瀬人:ストーリーに読者を驚かす罠を仕掛けろ!! 王様:さぁ、早速、次なる決闘(次作)の準備をしようぜ!! 週刊少年ジャンプ:2000年41号より引用 |
★高橋賞−ミラクルペインティング(松浦裕美・作) | |||
キミの切り札は「確かな画力を生かした大ゴマ」 何といってもキャラの表情と動きを表現する画力が光る! 特に山場(クライマックス)を大ゴマで見せる力は抜群! あとはその山場で見せるアイデアをもっともっと練ろう! そして意外性のあるワクワクする展開の中で大ゴマを生かせッ!! |
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ココロムシ(文月諤奈・作) | |||
キミの切り札は「読者を引き込む謎多き展開」 ラストまでどうなるかと思わせる展開がいい! ただ、最後まで引っ張った謎(主人公の気持ち)に結論を出さずに終わっているのは残念。 キッチリ決着をつけようぜ!! |
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GUARDIANS(内藤賢一・作) | |||
キミの切り札は「物語をまとめ上げる構成力」 一つの作品としてしっかりまとまっている。 「磁力体質」という設定も面白い。 あとは敵・味方それぞれの目的を掘り下げて、戦闘時の精神的な駆け引きを描こう!! |
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JET POSTMAN(守屋一宏・作) | |||
キミの切り札は「人間味溢れるストーリー」 ほのぼのした物語(ストーリー)で最後まで読ませる力がある。 意図的にシンプルにしてある人物の絵柄に評価が別れる所だが、表情を描くにはもっと書き込んだ方がいいぞ。 |
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TSUBOSHI(佐藤晃子・作) | |||
キミの切り札は「期待ふくらむ能力設定」 「壺師」という能力には面白くなる可能性あり! しかし、最初からその能力に「何でもあり」な感じがしてしまうのは問題。 しっかりと弱点を設けて徐々に成長させよう。 |
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こんな日は空を泳いでみませんか?(加藤静香・作) | |||
キミの切り札は「ファンタジックな世界観」 一風変わった不思議な世界観に引き込まれる。 ただ、絵柄の「冷たさ」がキャラクターの感情を見えにくくしている。 個性的だがもうちょっとパワーが欲しい所だ。 |
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ボーダーライン 〜それ行け地球防衛友の会〜(島崎一平・作) |
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キミの切り札は「何か気になる脇役キャラ」 それぞれのキャラを特徴づけようという姿勢は○。 だがそれが逆に「主人公不在」の状況を作り出す結果に。 強烈な主人公が引っ張っていく作品に挑戦してみよう。 |
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ディクテーター(宇美保估・作) | |||
キミの切り札は「伸び盛りの画力」 「ディクテーター」の能力が分かりにくい、できない事、やってはいけない事など、この世界の中でのルールを作ったほうがいい。 絵は練習次第で上手くなりそう! |
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高橋先生総評 | |||
ストーリーを最後まで読ませる力もあり、読みごたえがありました。 ただ欲を言えば、もっともっと読者を驚かせようという気持ちが欲しい。 作品は読者とのかけ引き!先を読まれてしまったらその時点で負けだ!! |
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