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■ KENNさんへのインタビュー | ・インタビュー |
遊戯王GXで遊城十代の声を担当していたKENNさんへのインタビューです。 ※注 MCの一人、藤丸さんはKENNさんの恩師です。 もう一人の方には印をつけませんが、藤丸さんの時はMC(藤)になります。 |
【ファンからGXに関する思い出を聞かれて:2008年5月21日】 KENN:ちょうど物語がクライマックス近くなってきて、自分が…その、良い役をやってたんですけど、悪の力に取り込まれちゃったみたいな時があって、 その時ちょうど、ミュージカルであばらの骨折ってて、 で、咳するだけで痛いのに凄い叫びが多くて、そこは本当にリアルにい…痛々しいお芝居ができたかな…みたいな。 でもリアルなお芝居になってたかなと思います。 MC:キャラクターに声をあてる時に気をつけることは? 初挑戦で。 KENN:初挑戦で苦労したのは…走るお芝居とかそういう…動き…マイク立ってて、実際に走れないのに走らなきゃいけないとか、そういう息使いとかですね。 気をつけてることは…まあ、その役に100%成りきる…みたいな感じです、ハイ。 【別の日の収録:2007年9月5日】 MC:声優って緊張する…? KENN:緊張しますよ、だってほらこっち側からからも見えちゃうじゃないですか…。 そうして…あの大先輩方がこう、椅子を壁際に沿って並べられてるところに座ってこう(ここで腕を組んでいかめしい顔をする)こう自分の番になったら立って、マイクのところに行ってこう(マイクを握る動作をする) やっぱ一番初めの…何ていうんですか、セリフがすっごい緊張しましたね。 MC:口にこうやっぱ合わせなくちゃいけないんですか? KENN:そうなんですね。 MC(藤):やっぱスクリーンとかで画見ながら… KENN:そうです。まあ、あのー作品によって違うんですけどフルカラーだったり、白黒だったり、口が動いてたり(ここで口の前で手を動かす) その…自分の名前だけが、パッて出てて出てるとこだけ…喋って、で、消えたら…っ…とじる…そういうの。いろいろあったりして。 MC(藤):あれでもやっぱり一応自分の喋りっていうか、画で喋ってるのにこう合わすわけでしょ KENN:そうですね。 MC(藤):それってリアルタイムなの? KENN:リアルタイムですね。 MC:間違えたら一応間違えたらっていうか、やり直しみたいな MC(藤):噛んだりしなかった? KENN:(手をここでぐるぐるやる) 噛みますよ (一同爆笑) そりゃ、…そりゃー完璧に…なかなか…。できないっすけど…。 MC:なんか大勢…こう先輩方とかも含めた、この大勢の大勢のかけ合いみたいのがあるところだともう、緊張凄そうですね。 KENN:あー、しますね。 MC(藤):俺何回かそのアニメ自体をテレビで見たことあんだけど、「何とかだぜ!」みたいなの。 そんなの言うじゃん。(ここで笑い声) MC(藤):この野郎何喋ってんだって(更に大きな笑い声) MC:言ってるアニメじゃなくて、言ってるKENNさんの姿を想像して… MC(藤):おかしくなっちゃってさ(笑い声) MC(藤):でもそれから比べたらそん時から…もう、もう全然慣れたでしょ? KENN:まぁー、そうですね。もう三年やって…るんで、けっこう… MC(藤):しかも主役はってるからね MC:凄い・・・本当に KENN:ありがとうございます。 (ファンからの要望にこたえて「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」をした後 ちなみにガッチャをする時に、一回腕時計に触ってからやってました) (KENN顔をふせて席を立とうとしたが、止められてもう一回座る) これ本当にマイクの前だから言えるんですけど…この、カメラの前で言うと相当恥ずかしいんですよ、すっげー今バクバクして。(ここで心臓を抑える)(笑い声) いやー、ハイ。(笑い声) |
【所感】 |
三年も十代を演じているのに、なんという初々しい返答をkennさんはするのだろうかと思いました。 以前ステージで生kennさんを見たことがあるのですが、クールな美少年だけど優しいオーラを出している人だなと思いました。 今回、インタビューを読んでその時のことを思い出しました。 放送開始当時から上手な人だな〜と思い、あとで声優初挑戦だと知ってずいぶん驚きました。 GXは終わってしまいましたが、明るくてデュエルが大好きな遊城十代を熱演してくれたことに感謝したいです。 「ガッチャ」 は永遠に不滅です! |