■ 津田健次郎さんのコラムより  ・コメント



    これは『海馬瀬人』の声を担当していた津田健次郎さんがご自身のサイトのコラムに掲載していた高橋先生のコメントです。

    作品を生み出す苦労について高橋先生が語っています。


    『tsudaken.com』−KENJIRO TSUDA OFFICIAL WEB
    津田健次郎さん公式サイト
    COLUMN 2004/3/16 より引用




      【津田健次郎さんコラムより:2004年3月16日】

      以前飲んだ時に原作の高橋先生がおっしゃっていた

        「物語を生み出すのはダイビングみたいなものなんです」
      という言葉が忘れられません。

        ベッドで布団を頭から被り想像の世界に息を止めて潜る。
        窒息しながら海底に辿り着いて、そこにある欠片を拾って戻って来て海面で息をする。
        海底に辿り着いた時、宝物が落ちている時もあれば何も見つからない時もある。
        見つからないときは息を止めて再び潜るんです。
        それが本当に苦しいんですよね。

      笑ってお話されていたのですが、僕も同じような思いをする時があるので笑えませんでした。




      【所感】
      高橋先生が創作する「苦労」を具体的に語った事はほとんどないので、この語録はとても貴重だと思いました。

      創作とは孤独でツライ作業だなぁ〜と感じました。

      高橋先生の言葉を掲載してくださった津田さんには心から感謝いたします。


和希の素・語録