因幡の白兎は宇宙人!? さすがにこの説は認められない私です。
「みんなペルシャ人、みんな忍者!」の次は、「アヤシイモノはみんな宇宙人ですか!?」
そもそも、皮をむかれた白兎がどーして「グレイ型宇宙人」に似ていると言えるのでしょうか?
私はこの眼で皮をむかれたウサギを見たことがありますが、そりゃ~怖い顔でした。
まず顔ですが、筋肉むきだしの顔はグレイ型のように白くない。むしろ真っ赤!
ウサギは細長い顔をしているので、グレイのようなホッペタがない。丸くもない。
海から寄り来る神をUFOと言ってましたが、この神は「少名彦那」という名前があり、小柄だけれど人間の姿をしている。
そもそも宇宙空間を飛行できるほどの科学力を持つ宇宙人が古代の日本にやってきて、わざわざ技術指導したという出雲大社の高さがわずか100mというのは、あまりに低すぎるように思えます。
因幡の白兎は普通のウサギ…私はそう思います。
それにしても、大国主がグレイを抱いているシーンはシュールでした。
■加茂岩倉遺跡の銅鐸と出雲大社の御心柱
- 銅鐸は何度が東京に来たことがあり、その時に見ていますが、顔のある銅鐸があったことは初めて知りました。
のっぺりした顔がグレイに似ているといえば似ていますが、昔の人の絵ってこんな感じの物が多いので、それほど気にすることはないと思いました。
出雲大社の御心柱は現在、ガラスケースの中に入っているんですね。
あんな大きな木を国内調達出来たのですから、すごいことです。
実際に出雲大社があれだけの高さを持っていたのなら、上り下りは相当大変だったと思います。
神に仕える人間だけが許された高みからの眺望がどんなモノだったのか私も見てみたいところですが、もし大社が復元されたとしても、あの階段を上りきる自信がありません。
エレベータをつけて欲しいと思ってしまう現代人であった…。