遺跡馬鹿のイベント潜入記

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グラハム・ハンコックの謎の超古代文明展

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ファイル 39-1.jpgグラハム・ハンコック監修

謎の超古代文明展

新宿伊勢丹で開催中

ファイル 39-2.jpgおもしろかったところ
キーとなる遺物のレプリカがよく出来ていた。
特にティワナコの太陽の門の復元模型が秀逸!
門の裏側が気になっていた人、必見です。
それと与那国島の海底遺跡の完全模型。
これを見ると、グラハムがペルー・クスコのケンコー遺跡と同じだと言いたい気持ちは分かります。

だめなところ
▼全体的に説明不足というか、翻訳した文章を展示してあるだけなので、初心者には唐突すぎて分からないと思う。
一応、ビデオテープも流していたけど、スポット的で意味をなさない。
特に南極が描かれているという「ピリレイスの地図」に関しては、私でも「?」と頭をひねりましたね。
掲示されているパネルの説明が少なすぎ。

▼「マヤの予言」コーナーと次のフロアを区切る、くぐりアーチの上にある電光掲示板
「現在の時刻」「この世のおわりの時刻」「終わりまであとどのくらい」と親切に掲示してくれているのだが、誰も注意して見るモノ無し。
バルディビアの土器もイマイチ
あんまりインパクトがなかったです。

ファイル 39-3.jpg←本物のトトラ船



←エクアドル出土の土器と破片



で、感想は?
「今更、グラハム?」という感じですが、小学生とか見たらすっごくいいと思うのに、子どもの姿はまばらでちょっと残念でした。
視覚的にはおもしろいのですが、それを支える説明が難しすぎのような気がします。
与那国遺跡は地元のダイバーが見つけたのに、さも自分の手柄のように自慢するのはいかがなものかな?


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おみやげコーナー

何故か大英博物館の品々が売ってました。私も愛用している「ロゼッタストーン・マウスパッド」が
2500円くらい、ミイラの棺桶型筆箱(けっこう高い)など。
あとはおきまりの南米グッズ等々。