遺跡馬鹿の普通感想

記事一覧

【探検ロマン世界遺産】ルーマニア・マラムレシュの木造教会 【2008年7月26日】

ファイル 27-1.gifルーマニアの奥地、世界遺産の木造教会群は車がないと訪問するのは大変だと聞いたので、今回の放送はとても楽しみにしていました。

絵は農村で冬の飼料の準備をしていたオバサンの絵ですが、どうやってこのあと降りたのか、とても気になりました。
それにしても、干し草をあんなに高く積むんですね。

教会の塔のルーツということで、ルーマニア国立歴史博物館の「トラヤヌス記念塔」が紹介されていました。
実は私がこの博物館を訪問したとき、取材スタッフと遭遇したのです。(5月末)

彼らはダキア人の墓から出土した黄金製品を撮影していました。
カメラに貼ってあったNHKのシールを見て、ピンと来たので、ちょっと話しかけてみました。

    私:「探検ロマン世界遺産」の取材ですか?
    スタッフ:そうです
    私:どんな放送内容ですか?
    スタッフ:マラムレシュの木造教会を特集します
    私:ダキア人の黄金製品とマラムレシュの木造教会って、あまり関係ないように思うんですが…
    スタッフ:いやいや、関係あるんですよ。まぁ当日の放送を楽しみにしていてください

と、いうようなことを言われました。
放送では黄金製品がチラリとも出ませんでしたが、ダキア人と森とのつきあい方が今のマラムレシュ地方の人たちの生活・考え方に深く残っていることは伝わってきました。

聖大天使教会
ルーマニア・ゴシックと呼ばれる木造の教会が紹介されました。
細身の塔が高くそびえる、印象的な教会でした。
内部は壁画や奉納された布などで、色々とゴッチャリしていましたが、かえってそれが味に感じられました。
農民が描いたという宗教画も素晴らしかったです。

今回の案内人は、いろんなモノを食べさせられて、大変だなと思いました。
私は以前、ヒツジのチーズでお腹を激しくこわした事があるので、案内人さんがチーズを口に入れるたびにドキドキしました。
他にも豚の首肉とか、度の強い酒とか…。
体を張った取材には、頭がさがりました。

彫刻の意味
装飾の入った柱を説明してくれるシーンは興味深かったです。
木は生命の樹。
縄は結束の意味。
そして聖なるパンや太陽など、すべての模様に意味があると教えてもらいましたが、こういうのは説明してもらって初めて気が付くものなので、番組に感謝です。

両国にぎわい祭り2008(ちゃんこ祭り)

ファイル 26-2.jpg


ちゃんこ祭りに行って来ました。
今回は国技館で「バックヤードツアー」というモノが企画されていたので、参加してみました!
今まで気になっていたお風呂場など土俵の裏側を見せてもらい、私としてはとても有意義なツアーでした。

ファイル 26-1.jpg


ちゃんこも3杯食べました(1杯500円)
どれも美味しかったです。

太王四神記 第3話「毒薬の因果」感想

ファイル 25-1.gifイラストはハニカミながら相手に毒瓶をちらつかせるタムドク王子。

一気に話が動き出し、夢中になって観てしまいました!
まさかこの回でタムドクとホゲが敵対する関係になるなんて…予想外でした。
この二人の仲良しぶりがスゴク好きで、タムドクとホゲがじゃれ合っているだけでホンワカできたのにな…。
ホゲは賢い子だから自分の母親が何をしたのか理屈では分かっていても感情を抑えられないまま、大人になってしまうのだろうな。
この心のしこりが後半、意味を持ってくるのかもしれない…。

タムドクは「自分は気弱なんだ…(´・ω・`)」という割には、手段を選ばない攻め気質で驚きました。
キハがチカラでかなわないなら、「罠をしかけろ」という言葉に啓示を受けたのか、一気に策士としての才能を開花させ、人ひとりを自殺にまで追い込むんだから…マジで恐ろしい子だと思いました。
キハはキハでそんなタムドクに誠実に対応する姿が可愛らしかったです。
この子もやはり頭のいい子、そして色んな悪を見てきた子なんだろうな~と年に似合わない落ち着きに深い闇を感じました。

ホゲ…。純粋培養のカワイ子ちゃんが母の死によって、人の闇を知っていくところは残念でした。
母の死を目の前にして動揺するホゲの前に、追い打ちをかけるようにタムドクが登場したシーンは私も驚きました。
相手が疑心暗鬼に囚われ、怒りで爆発する前に、自分の無実を訴え、相手の気を削ぐという高等洗脳術には舌を巻きました。
これはコ将軍の策略じゃなく、やはりタムドク自身が考えたことなんだろうな…。
王の素質とは闘わずに勝つという方法を生まれながらに体得している者の事を言うのではないかと、つくづく思いました。

最近の楽しみはサリョンさん。
髪で顔を隠していて鬼太郎みたいだけど、スタイルの良さ、品の良さ、顔の良さ、何もかもグゥゥ~です!
もっと活躍して欲しいです。

来週はいよいよ大人のヨン様登場! 楽しみ♪

太王四神記 第2話「チュシンの星」感想

ファイル 24-1.gifイラストは火天会のじいさん。爪がチャームポイント。

天にチュシンの星が輝いた途端、一気に話が動き出し、色々と混乱しました。
だってオヤジたちは同じ顔に見えるし、子供も同じ顔に見えるし、夜のシーンばかりで顔がハッキリしないし…。
というわけで、2度見てやっと話が見えてきました。

タムドクが生まれる時、母親は寝所を抜け出し、森の中へ走っていったのが気になりました。
生まれる瞬間を見せないなんて、絶対にオカシイ!
きっと何か秘密があるんでしょうね。

チュシンの星が輝き、チュシンの王が生まれた瞬間、四神の神器が発動するという設定はすごく興奮しました。
離れていても常に通い合う主と神器の絆を感じさせる良い設定だな…と思いました。

この2話で登場したタムドクって9才という設定なのですが、ちょっと育ちすぎです。
でも品の良さや賢さが伝わってきて、オジジがこの子のために残りの人生を賭けようと言う気になるのもうなずけました。

面白かったのは、ヨン婦人(ホゲの母)の執念です。
グッタリしている先王の耳元で、自分の子を王にしろと囁いたり、次の王を決めた瞬間、半狂乱になって抗議したり…。
確かにここでホゲを王につかせなければ、王位はいずれタムドクに移り、ホゲに王位が回ってくるチャンスはなくなってしまうから、母親としては引けないんだろうけど。

母親の気持ちなどよそにホゲとタムドクの仲良しぶりが良かったです。
一人っ子同士、同じ年…気が合うんでしょうね。
いずれは仲違いすることになるかと思うと、今の笑顔が痛く感じました。

キハとスジニが町中ですれ違うシーンはちょっと切なかったです。
幼いころに別れてしまった姉妹なので、お互い顔も覚えてないはずなのに、なんとなく感じるモノがあるんですね。
今後、この姉妹にどんな未来が訪れるのか、気になって仕方ないです。

来週は恋のバトルでもあるの?
なんか予告が分かりにくいです。

太王四神記 第1話「神の子 ファヌン」感想

太王四神記 第1話「神の子 ファヌン」感想

見た!! 
いきなり凄かった!! 
ヨン様白髪三千丈! 
怪獣大バトル!! 
白虎の体毛はどこ行っちゃったの?
黒朱雀暴れすぎ!

ファイル 23-1.gif第一回目からこんなに濃厚な話が見られるなんて予想外でした。
虎族と熊族、どっちも女が村の王というのが面白かったです。
その二人が同時にヨン様(ファヌン)を愛してしまうという流れ、気持ち分かりますね~。
土グモのような村人ばかり見ていた目には光輝く美青年は毒以外、何者でもないです。

韓国の建国神話を知っていると、この虎と熊の争いの元ネタが分かり、さらに楽しめるようになっています。

テレビの写りが暗くて定かではないのですが、虎族のカジンが持っていた武器は黒曜石で作られた無骨な短剣で、熊族のセオが持っていた武器は刀身の長い青銅製の剣でした。
さりげなく両族の文化レベルの違いを見せていて面白いなと思いました。

火天会の楼閣が建つ前、大きな巨石が古木の中から出てきましたが、形が「高句麗好太王碑」の石碑そのものでした。
ヨン様は好太王と関係があるらしいので、それを暗示させるために仕込まれたシーンなんだと思いますが、立てられた時はもっとキリっと表面が削られていたと思うので、今の形のまま出さず、「風化」を感じさせるような演出があっても良かったかな…と思いました。

それにしてもヨン様(ファヌン)の気まぐれが原因で、女が二人も死んでしまったことは残念でした。
もっとうまく立ち回ってくれたら、みんな幸せになれたかもしれないのに…。
日本の神様も人間と結婚しましたが、韓国の神様も同じなんですね。
こんなところに共通点があるとは思いませんでした。

最初に出た玄武が化身して出来上がった杖がちょっと気になります。
あれも後半、何かの役に立つのかな~。

それにしてもCGがキレイでした。
火の表現が特に美しかったです。
四神たちの闘いも迫力がありましたが、白虎は体毛が少なくて、ぬるっとした感じに見えたのはイマイチでした。

来週も楽しみです!