【特別展】 グレートジャーニー 人類の旅 The Great Jouney この星に、生き残るための物語
2013年3月16日(土)~6月9日(日)
国立科学博物館 東京上野公園
【グレートジャーニー展公式サイト】 http://gj2013.jp/
今、人類史にとても興味があるので、この展示会が待ち遠しくてたまりませんでした。
さっそく初日に駆けつけました!
天気は良く、桜もチラホラ咲いていました。
『グレートジャーニー』といえば、1993年から放送された関野吉晴さんの特別番組を思い出しますが、今回の展示はその時の旅のダイジェスト版となっています。
当時番組を見た人は、展示を見ていると色々と思い出すこともあると思います。
私が一番に思い出すのは、関野さんがベーリング海峡をカヌーで渡る回でした。
人類の旅ということで、もう少し人類史に踏み込んだ展示があるのかと思ったら、民族学的な内容ばかりで、ちょっと物足りませんでしたが、干し首にミイラと、濃い展示物もあったので、十分楽しめました。
今回は写真撮影OK(干し首とミイラ以外)だったので、いくつか興味深いものを撮影しました。
■熱帯雨林コーナー
このコーナーでの目玉は3体の『干し首』です。
こぶし大に縮められた人間の首が展示されているのですが、やはり衝撃でした。
10年前には普通に展示されていたのですが、その後、倉庫入りとなり、しばらく見ることが出来ませんでしたが、こうやって再会してみると、やはり貴重であり、面白いモノだなと思いました。
エクアドルのヒバロ族が作ったそうですが、あまりに外人に人気があったので、オミヤゲ用として量産されたという話もあるそうです。
私もエクアドルでいくつか見ました。
その後、海外の美術館でも見ていますが、ルーマニアの博物館にまで展示されていたのには驚きました。
骨を取り出し、煮て、皮を縮めたと聞きましたが、現代のハイテク機器CTスキャンで調べたら、後ろの切り口を丸っと縮めて縫っているとか、裏側から皮をなめしたり、クチビルの両端は縫い縮めてあるとか、いろいろと技巧をこらしてあることが判明しました。
しかし、そんな技巧で果たしてここまで縮まるのだろうか…と、なんども首を見ながら思いました。
あと面白かったのは関野さんが物々交換で手に入れた「槍」です。
アジアに鉄があまり広まらなかったのは「竹」があったからという説があるんですが、アマゾンの竹やりの見事さを見て、確かにこれでも十分に狩りが出来ると思いました。
■高地コーナー
インカの吊り橋とか、子供ラマのミイラとか展示されていました。
このラマ、現地の市場でも見かけましたが、ちょっと炙ったら日本酒に合いそうだと思ったのはココだけの秘密です。
染色の展示は地味ながらインパクトがありました。
色の変化をつけるために「発酵したこどもの尿」を加えるとか…。
私も天然染料で染めたというミヤゲ物を持っていますが、これにも尿が加わっているかと思うとドキドキでした。
■極北コーナー
氷点下40度という寒い地域でも人類が暮らせる理由が展示されていました。
トナカイの毛皮で作ったコートは氷点下でも寒さ知らずだそうで、これは試着してみたかったです。
こういったトナカイのコートは内陸部の民が着て、鮭やアザラシなどは海沿いの民が着るそうです。
セイウチを解体するビデオを流していましたが、肉厚ですが赤みは少ないなと思いました。
■乾燥地帯コーナー
アンデスから世界最古のミイラが来ていました。
1~2歳の子供のミイラで、エジプトより古いということで興味深かったのですが、制作方法がちょっとすごいです。
内臓を取り出すのはエジプトと同じです。
…が、その後、「筋肉を削ぎ落とす」んだそうです…ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
そして棒をあてて体をまっすぐにして包帯を巻く…。
立たせて祭ってあったのではないかという指摘もあるそうですが、無表情のお面が怖いです。
■縄文号の旅と日本
インドネシアから石垣島まで旅をした船です。
ノルウェーでコンチキ号とラー号を見たばかりなので、とっても興味深かったです。
まず道具となる鉄の斧などを手作りするため千葉の海岸で砂鉄集めをしたそうで、その動画が面白かったです。
たたらで製鉄するところもこだわっています。
そうして出来た鉄器でインドネシアの大木をくりぬき、大きな船体を作る。
ヘイエルダールの筏と比べると居住スペースが小さく、船の安定性もやばそうですが、これで海を無事に渡ってきたことは驚嘆します。
■アファール猿人復元プロジェクト
ナイナイの岡村さんがモデルとして協力しているだけあって、とっても良いモノが出来上がっていました。
メイキングビデオが面白く、2回も見てしまいました。
猿人なので顔は猿っぽいのですが、歩く姿は人間そのままです。
体はもっと毛むくじゃらを想像していたのですが、猿人にもなると体毛もこれくらいに減っちゃうんですね。
ちなみにこの像、毛は手で植毛し、傷まで描きこんであります。
右利きなのか右腕も心なしか逞しく感じられました。
こんな力強いお父さんの顔を見上げる子供も猿人とはいえ信頼という感情を感じました。
360年前の猿人を身近に感じられる瞬間でした。
【ムーセイオン 特別メニュー】
一日限定30食の特別メニューを食べるため、レストラン「ムーセイオン」に突撃です。
<メニュー>
タンザニア クク・チョマ風ローストチキンの煮込み
トマトとココナッツミルクの香草ソース
フライドフィッシュサラダ仕立て
骨付き肉だったので手を使う必要があるかと思ったのですが、ナイフとフォークで肉を骨から簡単に剥がすことができました。
ソースも美味しく、パンにつけて食べると美味でした。
どの辺が「タンザニア クク・チョマ風」なのかは分かりませんが、大満足でした。
【おまけ】
上野の松坂屋で開催中の「さくらパンダカフェ」へ帰りに寄ってみました。
カワイイゆるキャラと美味しいケーキ!
人類がたどり着いた、究極の癒しです!

出雲大社の敷地から発掘された大柱が来るというので、さっそく見に行って来ました。
■宇豆柱(鎌倉時代)
■復元・出雲大社
■銅鐸と銅剣
大英博物館 古代エジプト展 「死者の書」で読みとく来世への旅
この辺りのパピルスで目を引いたのは、「冥界の丘」の図です。
パピルスに文字を書くための道具が展示されていました。
ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実
このエリアで見どころだと思ったのは、№23の藍色ガラスを模した模造容器です。
ここにはツタンカーメン王墓から出土した品々が展示されています。
美術館に併設されているミヤゲ屋は大混雑で、それを見ただけで戦意喪失したので入りませんでした。
契丹 草原の王朝 美しき3人のプリンセス The Splendor of the khitan Dynasty
陳国公主墓(1018年)の墓から出土した品々を展示していました。
ここは「トルキ山古墳」から出土した遺物を展示していました。
マチュピチュ「発見」100年インカ帝国展 The Inka Empire Revealed: Century After
【入口の様子】
■第一部 インカ 帝国の始まりとその本質
ちょっと気持ち悪いモノを見つけました。
■第二部 インカ:帝国の統治
【ムーセイオンの特別メニュー】
めずらしくオルメカ関係の文物がやってくるというので、さっそく行って来ました。
■巨石人頭像(サン・ロレンソ出土)
■神と主権(サンロレンソ、ラベンダ)
オルメカ文化が影響を与えながら他の地域に広がっていったことを説明していました。
中国文明と言っても広大な領土を持つ中国のことなので、どの辺を中心にするかで展示の雰囲気も大きく左右されるのですが、今回は河南省をメインに中国の古い文化に焦点を当てて展示されています。
1-1:幻の初期王朝 夏(前2000年頃~前1600年頃)
ここでは「№17-じこう」という、妙な生き物の丼鉢を見なければいけません。
ここでは出土した土偶などを展示し、人々の生活を紹介していました。
文字関係の一品が並ぶ中、なぜか笑ってしまうようなモノが展示されていました。
チケットに登場するヒヨコをモデルにした「マスコット」が販売されていました。
+突厥族コーナー:24番=灰陶牛
+一代の天驕モンゴル帝国の勃興コーナー 展示
入り口に展示されていた、「復活するオシリス神」です。
これはミイラを製造するための木製の台です。